沖縄に短期移住・お試し移住をお考えの方へ
沖縄に短期移住をお考えの方へ
最近、沖縄に完全移住する前に、短期移住・お試し移住をする方が増えています。
また、花粉症の時期や冬場などに沖縄に短期滞在する方もいらしゃいます。
沖縄移住の最初のステップとして、短期移住・お試し移住を検討してはいかがでしょうか？
短期移住をおすすめする理由とは？
移住先として人気のある沖縄県ですが、2020年度の定住意欲度調査（住み続けたい）でも2位にランクインしています。
定住することが、沖縄移住の目標だと仮定すると定住意欲度のこの調査は参考になると思います。
ただし、この調査でも、沖縄県の定住意欲度は81.2％ですので全ての方が満足しているわけではありません。
旅行などで何度も沖縄を訪れていても、実際に住んでみて初めて気づくことはあると思います。
移住後の生活を具体的にイメージする為にも、短期移住・お試し移住をおすすめします。
短期移住する時に役立つ沖縄の基礎知識
短期移住する前に、確認しておきたい沖縄の基礎知識をご紹介します。
移住先の地域・市町村を検討する時に役立つ情報ですので参考にご覧ください。
沖縄県内には、41の市町村（沖縄本島内26市町村、離島15市町村）があります。
主なエリア分類は下記の通りです。
- 那覇・南部エリア・・・那覇市及びその周辺市町村
- 沖縄本島中部エリア・・・沖縄市及びその周辺市町村（那覇市から車で約1時間）
- 沖縄本島北部エリア・・・名護市及びその周辺市町村（那覇市から車で約2時間前後）
- 離島エリア・・・沖縄本島以外の離島市町村
各自治体で生活環境に特徴があり、もちろん、住居費を含む生活費も違ってきます。
移住先の市町村が決まっていない方は、上記のエリア分類を参考に短期移住の拠点を検討してはいかがでしょうか？
下記の関連記事では、沖縄県内41市町村の移住情報をまとめてご紹介しています。
興味のある自治体の詳しい情報（家賃相場含む）は、市町村名をクリックしてご覧ください。
沖縄移住のメリット・デメリット
沖縄県への移住者数は、正式な数字ではないですが年間で27,000～30,000人と推計されています。
移住先として人気の沖縄ですが、理想と現実の違いから数年で地元に戻る方もいらっしゃいます。
そこで、実際に移住した知人（数人）に沖縄移住のメリット・デメリットを聞いてみました。
沖縄移住後、5年以上経過している方たちですので参考にしてください。
沖縄移住のメリット
- 温暖な気候。年間の平均気温は23.1℃、雪が降らない。
- 美しい海、豊かな自然環境！
- 非日常を気軽に楽しめる離島巡り！
- 花粉症に悩まされない。
- 沖縄独特の時間の流れ、空気感！
- 夏はマリンレジャー、冬でもゴルフが出来る環境！
沖縄移住のデメリット
- 全国平均と比較して失業率が高く雇用情勢も厳しい。
- 平均年収が低い（2019年度全国46位）
- 公共交通機関が少ない。
- 台風が多い。（最近は直撃する台風は少ない）
※以上が、沖縄移住のメリット、デメリットのご紹介です。
沖縄に限らず、どの地域に移住するにもメリット、デメリットはあります。
大切なのは事前にそのことを知っておくこと、そしてご自身で何を優先するかだと思います。
短期移住から完全移住するまでの手順（案）
短期移住から完全移住するまでの手順（案）・ステップをご紹介します。
移住後の生活を具体的にイメージする為にも、短期移住・お試し移住をおすすめします。
沖縄短期移住計画 ステップ1
移住先の市町村が決まっていない方は、下記の分類を参考に短期移住の拠点を検討する。
- 那覇・南部エリア・・・那覇市及びその周辺市町村
- 沖縄本島中部エリア・・・沖縄市及びその周辺市町村（那覇市から車で約1時間）
- 沖縄本島北部エリア・・・名護市及びその周辺市町村（那覇市から車で約2時間前後）
- 離島エリア・・・沖縄本島以外の離島市町村
沖縄短期移住計画 ステップ2
ステップ1で検討したエリアからライフスタイルに合う移住候補先を決めましょう。
移住候補先は、世帯構成や仕事・重視する生活環境等、様々な側面から検討することが大切です。
可能であれば、移住候補先を3市町村程度に絞り込んで検討することをおすすめします。
沖縄短期移住計画 ステップ3
ステップ2で絞り込んだ移住候補先の市町村から短期移住の拠点を決めましょう。
出来れば、その地域の生活環境を実際に体験する為に、1カ月程滞在することをおすすめします。
※車の運転が出来る方は、那覇市に短期移住の拠点を置くと移動するのに便利です。
沖縄短期移住計画 ステップ4
ステップ3で決めた短期移住先の市町村で滞在先の宿泊施設を決めましょう。
滞在先の主な候補（コスト重視）
- マンスリーマンション等の短期契約物件を利用する。
- ゲストハウス等の格安宿泊施設を利用する。
- 住まい付きのリゾートバイトを探す。
- 観光オフシーズンに宿泊費が安いホテルを利用する。
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沖縄短期移住計画 ステップ5
ステップ4で決めた拠点に滞在して、移住後の生活を具体的にイメージする為に、次の内容を確認しましょう。
- 買い物・医療施設等の生活環境を確認する。
- 教育・子育て環境を確認する。（学校や公園等）
- 交通事情・移動手段を確認する。
- 転職予定の方は、希望する職種の求人があるかを確認する。
※短期滞在する際は、移動手段についても考えておく必要があります。
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沖縄短期移住計画 ステップ6
短期移住の期間に生活環境等を確認の後、移住の気持ちが固まった方は完全移住に向けて準備を始めましょう。
沖縄で転職予定の方は、移住先の市町村またはその周辺の地域で仕事を探しましょう。
沖縄県は全国と比較すると給与水準が低く雇用環境も厳しい地域です。
移住後に転職先を探してもいいですが、やはり、仕事を決めてからの移住が安心です。
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沖縄短期移住計画 ステップ7
仕事が決まったら、勤務先のある市町村または周辺の地域で住居を探しましょう。
沖縄県内の賃貸住宅の家賃や売買用住宅の価格は、全国と比較しても安くはありません。
今後は下落傾向と予想されていますが、移住後の住居を検討する際は慎重に検討しましょう。
また、移住先の地域で住居を探す場合は、特に下記の3点に留意しましょう。
- 毎月の必要な生活費を把握して、家賃などの上限を決める。
- 子育て環境・医療施設・買い物等の生活環境を確認する。
- 勤務先までの移動手段を検討する。
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沖縄短期移住計画 ステップ8
住居が決まったら、契約を行い、引っ越しの準備を始めましょう。
住居の契約時には、下記の点について再確認することをおすすめします。
- 賃貸の場合は、家賃以外の諸経費（共益費）等の有無。
- 車を所有（予定含む）している方は、駐車場の有無・費用・駐車スペースの確認。
- インターネット接続環境の確認。
※駐車場については、専用の駐車スペースを確保することで後々のトラブルを防げます。
※賃貸物件でネット料金込みの場合、回線速度が実用的でない場合があります。
合わせて読みたい参考記事
※以上が、短期移住から完全移住するまでの手順（案）・ステップのご紹介です。
移住後の生活を具体的にイメージする為にも、まずは、短期移住・お試し移住をおすすめします。
お試し移住、自治体の支援制度
沖縄県内で移住支援の一環として「お試し移住」を行っている自治体をご紹介します。
最新の情報は、関連情報のサイトをリンクしていますのでご確認ください。
国頭村移住体験住宅
ご利用要項
- 原則５０歳未満の方で、ご家族またはそれに準ずる範囲の方
- １泊以上１３泊以内
- ご利用日当日、役場担当者との面談を受ける（代表者のみでも可）
- ご利用後、アンケート調査に協力する
下記の関連ページでは、沖縄県内自治体の移住支援の内容をまとめていますので参考にご覧ください。
「沖縄に短期移住・お試し移住」まとめ
ここまで、沖縄に短期移住をお考えの方へ、参考にして欲しい基礎知識をご紹介してきました。
沖縄に限らず、どの地域に移住するにもメリット、デメリットはあります。
移住前の沖縄の印象と違い、実際に住んでみて初めて気づくこともあると思います。
移住後の生活を具体的にイメージする為にも、短期移住・お試し移住をおすすめします。