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沖縄移住の前に子育て・教育環境を確認!
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沖縄の子育て、教育環境を移住前に確認。
沖縄移住を検討する時に、子育て世帯では沖縄の教育環境が気になるポイントだと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、沖縄県の出生率は全国1位で、第2子・第3子の出産が多い都道府県ランキングでも1位になっています。
出生率が高いから子育て環境が良いとは限りませんが、少なくても「子供を応援したい」と思う県民は多く、行政の支援制度も充実しています。
一方では、沖縄県ではこれまで学力の低さが指摘されて長年の課題でした。
この課題も、2019年度の全国学力テストでは小学校が6位になる等、徐々に改善されています。(中学校は47位)
こちらのページでは、沖縄移住の前に知りたい沖縄の子育て・教育環境についてご紹介します。
沖縄の子育て支援制度(41市町村子育て支援情報)
沖縄県内には、41の市町村(沖縄本島内26市町村、離島15市町村)があります。
沖縄県内の各市町村では、子育て支援に積極的に取組んでおり、こども医療費助成は全ての自治体で実施しています。
こども医療費助成制度とは、病院・薬局等で診療や調剤を受けた時に、支払った医療費のうち、保険診療の自己負担額を助成する制度です。
こども医療費助成の他にも、給食費の無料化や保育料無償化などを実施している自治体もあります。
例えば、名護市では、こども医療費助成・給食費無料・保育料無償化を実施、子育て世帯をサポートしています。
沖縄県内41市町村の子育て支援情報は、下記のページを参考にしてください。
沖縄県41市町村子育て支援制度(PDF)
※子育て支援制度の最新情報は、各自治体のホームページにてご確認ください。
沖縄県の教育・子育て(保育園)
沖縄県内では、これまで保育所入所待機児童数が多く課題でしたが最近は改善されつつあります。
沖縄県全体では、認可保育所申込児童数が62,211人対して、待機児童数が1,365人で待機児童率が2.19%になっています。
特徴としては、那覇市の周辺市町村(豊見城市、南風原町)等で、待機児童数が多い傾向にあります。
幼児がいるご家庭は、移住対象の役所に事前に待機児童数について確認することをおすすめします。
沖縄県内41市町村の保育所待機児童数(2020年4月現在)(PDF)
沖縄県の教育・子育て(小学校・中学校)
沖縄県内の小学校
沖縄県内の小学校は、ほとんどが公立の小学校です。
私立の小学校は下記の4校です。
- 沖縄アミークスインターナショナル小学校(うるま市)
- 沖縄カトリック小学校(宜野湾市)
- 沖縄三育小学校(北中城村)
- 海星小学校(石垣市)
沖縄県内の中学校
沖縄県内の中学校も同様にほとんどが公立の中学校です。
私立の中学校は下記の6校です。
- 沖縄アミークスインターナショナル中学校(うるま市)
- 沖縄カトリック中学校(宜野湾市)
- 沖縄三育中学校(名護市)
- 沖縄尚学高等学校附属中学校(那覇市)
- 興南中学校(那覇市)
- 昭和薬科大学附属中学校(浦添市)
※沖縄県内の公立小中学校の場合、住所で通学区域が指定されています。事前の確認をおすすめします。
沖縄県の教育・子育て(高校)
沖縄県内には、県立高校が60校(定時制等の重複除く)・私立高校が4校(通信制除く)あります。
沖縄県と他の都道府県との大きな違いは、小中学校と同様に高校も公立が大半を占める点です。
高校の公立の割合は、全国平均では約68%ですが、沖縄県では約94%(2017年度)になります。
沖縄県では、私立高校の少なさが大学進学率(2019年度、40.19%)の低さに影響していると考えている方もいます。
確かに、全国平均の54.67%と比較すると低いですが、近年では県立上位校では学力が向上し県外の難関大学に多数の合格者を輩出しています。
沖縄県内の下記の離島市町村には高校がありません。
高校進学時には島外の高校に進学することになります。
- 渡嘉敷村・座間味村・粟国村・渡名喜村・南大東村・北大東村
- 伊平屋村・伊是名村・伊江村・多良間村・竹富町・与那国町
※沖縄県では離島児童生徒支援センター(学生寮)」を設置して、進学費用の負担軽減と生徒のサポートを行っています。
沖縄県の教育・子育て(大学)
沖縄県内には、国立大学1校・公立大学3校・私立大学3校・私立短大2校の合計9大学あります。
- 琉球大学(国立・西原町)
- 県立芸術大学(公立・那覇市)
- 名桜大学(公立・名護市)
- 県立看護大学(公立・那覇市)
- 沖縄大学(私立・那覇市)
- 沖縄国際大学(私立・宜野湾市)
- 沖縄キリスト教学院大学(私立・西原町)
- 沖縄キリスト教短期大学(私立・西原町)
- 沖縄女子短期大学(私立・与那原町)
一般的に、県外の難関大学への進学を目標にする生徒は、高校の学習と併行して予備校等に通う生徒が多いです。
沖縄の子育て、教育環境まとめ
ここまで、沖縄県の子育てや教育環境についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
沖縄移住を検討する時に、子育て世帯では沖縄の教育環境が気になるポイントだと思います。
ご説明のように、沖縄県では義務教育から高校まで公立が大半なので、他の大都市圏と比較すると教育費の負担は軽減されます。
また、沖縄県内の各自治体では、こども医療費助成などの子育て支援制度も充実しています。
ただ、県外の大学へ進学する場合は、交通費等は他の都道府県と比較すると出費が多くなります。
沖縄移住をお考えの方には、子育て世帯を含め、様々な疑問や不安があると思います。
当サイト「沖縄移住なび」では、少しでもその不安を解消できるように関連情報を発信しています。
沖縄移住を検討されている方の情報源として、その一助となりお役に立てれば幸いです。