家族で沖縄移住する時に役立つ情報まとめ

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家族で沖縄移住する前に確認したいポイント

家族で沖縄移住する時にお役に立つ情報をご紹介しています。

沖縄移住前に、気になる沖縄の教育・子育て環境や交通・医療事情、生活物価等を確認しましょう!

沖縄移住後に家族で充実した楽しい生活を過ごす為には事前の情報収集が大切です。

家族で沖縄移住する時に役立つ情報(教育)

ご家族で沖縄移住を検討する時に気になるポイントのひとつは教育環境だと思います。

沖縄県ではこれまで学力の低さが指摘されて教育行政では長年の課題でした。

この課題も、2019年度の全国学力テストでは小学校が6位になる等、徐々に改善されています。(中学校は47位)

こちらの項目では、沖縄県の教育(保育園・小学校・中学校・大学)について各々ご紹介します。

沖縄県の教育環境(保育園)

沖縄県内では、これまで保育所入所待機児童数が多く課題でしたが最近は改善されつつあります。

沖縄県全体では、認可保育所申込児童数が62,211人対して、待機児童数が1,365人で待機児童率が2.19%になっています。

特徴としては、那覇市の周辺市町村(豊見城市、南風原町)等で、待機児童数が多い傾向にあります。

幼児がいるご家庭は、移住予定先の役所に事前に待機児童数について確認することをおすすめします。

沖縄県内41市町村の保育所待機児童数(2020年4月現在)(PDF)

沖縄県の教育環境(小学校)

沖縄県内の小学校は、ほとんどが公立の小学校で、私立の小学校は下記の4校です。

沖縄県内の公立小学校の場合、住所で通学区域が指定されています。

住居を探す場合は、学校の通学区域についても事前に確認しましょう。

沖縄県内の私立小学校

  • 沖縄アミークスインターナショナル小学校(うるま市)
  • 沖縄カトリック小学校(宜野湾市)
  • 沖縄三育小学校(北中城村)
  • 海星小学校(石垣市)

沖縄県の教育環境(中学校)

沖縄県内の中学校も同様にほとんどが公立の中学校です。私立の中学校は下記の6校です。

沖縄県内の公立中学校の場合も住所で通学区域が指定されています。

住居を探す場合は、学校の通学区域についても事前に確認しましょう。

  • 沖縄アミークスインターナショナル中学校(うるま市)
  • 沖縄カトリック中学校(宜野湾市)中高一貫校
  • 沖縄三育中学校(名護市)
  • 沖縄尚学高等学校附属中学校(那覇市)中高一貫校
  • 興南中学校(那覇市)中高一貫校
  • 昭和薬科大学附属中学校(浦添市)中高一貫校

沖縄県の教育環境(高校)

沖縄県内には、県立高校が60校(定時制等の重複除く)・私立高校が4校(通信制除く)あります。

沖縄県と他の都道府県との違いは、小中学校と同様に高校も公立が大半を占める点です。

高校の公立の割合は、全国平均では約68%ですが、沖縄県では約94%(2017年度)になります。

沖縄県では、私立高校の少なさが大学進学率(2019年度、40.19%)の低さに影響していると考えている方もいます。

確かに、全国平均の54.67%と比較すると低いですが、近年では県立上位校では学力が向上し県外の難関大学に多数の合格者を輩出しています。

沖縄県内の下記の離島市町村には高校がありません。

高校進学時には島外の高校に進学することになります。

  • 渡嘉敷村・座間味村・粟国村・渡名喜村・南大東村・北大東村
  • 伊平屋村・伊是名村・伊江村・多良間村・竹富町・与那国町

※沖縄県では「離島児童生徒支援センター(学生寮)」を設置して、進学費用の負担軽減と生徒のサポートを行っています。

沖縄県の教育環境(大学)

沖縄県内には、国立大1校・公立大3校・私立大3校・私立短大2校の合計9大学あります。

  • 琉球大学(国立・西原町)
  • 県立芸術大学(公立・那覇市)
  • 名桜大学(公立・名護市)
  • 県立看護大学(公立・那覇市)
  • 沖縄大学(私立・那覇市)
  • 沖縄国際大学(私立・宜野湾市)
  • 沖縄キリスト教学院大学(私立・西原町)
  • 沖縄キリスト教短期大学(私立・西原町)
  • 沖縄女子短期大学(私立・与那原町)

※一般的に、県外の難関大学への進学を目標にする生徒は、高校の学習と併行して予備校等に通う生徒が多いようです。

以上が、沖縄県の教育環境(保育園・小学校・中学校・大学)についてのご紹介です。

※沖縄県では義務教育から高校まで公立が大半なので、他の大都市圏と比較すると教育費の負担は軽減されます。

家族で沖縄移住する時に役立つ情報(子育て支援)

沖縄県内には、41の市町村(沖縄本島内26市町村、離島15市町村)があります。

沖縄県内の各市町村では、子育て支援に積極的に取組んでおり、こども医療費助成は全ての自治体で実施しています。

こども医療助成制度は、お子さんが病院等で診療した場合に自己負担した医療費を、保険診療の範囲内で保護者の方へ助成する制度です。

こども医療費助成の他にも、給食費の無料化や保育料無償化などを実施している自治体もあります。

例えば、名護市では、こども医療費助成・給食費無料・保育料無償化を実施、子育て世帯をサポートしています。

沖縄県内41市町村の子育て支援情報は、下記のページを参考にしてください。

沖縄県41市町村子育て支援制度(PDF)

※子育て支援制度の最新情報は、各自治体のホームページにてご確認ください。

家族で沖縄移住する時に役立つ情報(車・交通事情)

家族で沖縄移住する時に気になる点のひとつが交通事情(移動手段)だと思います。

沖縄県内では、2003年8月に開通した沖縄都市モノレール「ゆいレール」が唯一の鉄道路線です。

現在は、那覇市の那覇空港駅と浦添市のてだこ浦西駅を結び19の駅があります。

内訳としては、那覇市内に16駅、浦添市内に3駅、ゆいレールの駅があります。

ゆいレール路線図

その他の公共交通機関としては、路線バス・高速バス・コミュニティバス(市町村運営)等があります。

実際の運行状況は「のりものNAVIおきなわ」を参考にしてください。

車社会の沖縄では、県民の多くは車を所有しており、主な移動手段として利用しています。

その為、那覇市などの都市部周辺の幹線道路では頻繁に渋滞が発生します。

朝(7時~9時30分)夕(17時~19時30分)の時間帯には、余裕を持って移動するようにしましょう!

沖縄で車なしでも生活できる地域は?

沖縄本島内で車がなくても不自由なく生活できる自治体は那覇市だと思います。

あるいは、那覇市と境界を接する、浦添市と豊見城市の一部の地区です。

前述のとおり、那覇市内にはゆいレールの駅が16あり、バスの路線網も充実しています。

教育や医療施設などの生活環境が充実しており、日常的な買い物にも困りません。

車を所有していない方の最初の移住先としておすすめの街が那覇市です。

家族で沖縄移住する時に役立つ情報(病院・医療)

病院などの医療施設の充実度は、子育て世帯には移住先を検討する上で気になる点だと思います。

沖縄県内では、那覇・南部地域、中部地域、北部地域、宮古島、石垣島、久米島の各地域に公立の総合病院があります。

また、沖縄本島の都市部では民間の総合病院を含め病院数が多く医療体制が充実しています。

しかし、離島の市町村など、人口の少ない地域では医療提供体制が十分ではない場合があります。

病院などの医療施設の充実度が気になる方は、移住前に確認することをおすすめします。

下記の詳細ページでは、沖縄県内の病院・医療体制を市町村別に詳しくご紹介していますので参考にしてください。

家族で沖縄移住する時に役立つ情報(生活費・物価)

沖縄県は、他の都道府県と比較して生活費(物価水準)が極端に安いことはありません。

実際に、消費者物価指数では全国平均を100とした場合、沖縄県は98.5で家賃を除くと99.9です。

もちろん、首都圏等の都市部と比較すると生活コストは安いですが全国平均に近い物価です。

沖縄県の費目別消費者物価地域差指数は下記の通りです。(総務省物価統計調査)

(全国平均=100)

  • 食料=103.0
  • 住居=85.2
  • 光熱・水道=105.6
  • 家具・家事用品=97.9
  • 被服及び履物=99.3
  • 保健医療=98.4
  • 交通・通信=97.3
  • 教育=98.3
  • 教養・娯楽=96.8
  • 諸雑費=95.0

※以上のデータから沖縄県では、食料品費と光熱・水道費が全国平均より高いことがわかります。

上記のデータは、2018年の物価統計調査(沖縄県全体)ですので目安として参考にしてください。

ご家族で沖縄移住する時に、生活費に占める割合が高いのが住居費だと思います。

下記の詳細ページでは、沖縄県内41市町村の移住情報をまとめてご紹介しています。

興味のある自治体の詳しい情報(家賃相場含む)は市町村名をクリックしてご覧ください。

家族で沖縄移住する時に役立つ情報まとめ

ここまで、家族で沖縄移住をお考えの方へ、移住前に確認したいポイントをご紹介してきました。

沖縄移住後にご家族で充実した楽しい生活を過ごす為には移住前の情報収集が大切です。

沖縄県内には、41の市町村(沖縄本島内26市町村、離島15市町村)があります。

各市町村には生活環境等で特徴がありますので、ご家族で話し合いながら移住先を決めましょう。

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